第12章 お嫁さんになる
「ん?」
石川は振り返った
「どうしたの?石川くん」
「いや‥今誰かいた気がして‥」
宮村は見に行った
「どう?宮村ー誰かいた?」
「誰もいないよ?」
「そっか‥わりぃ!勘違いだったかも」
石川はそう言って笑った
「てか秀‥さんは?」
「確かに‥いないわね‥また安田の所かしら?」
すると仙石が歩いてきた
「あ!仙石ー」
「何?」
「さん見なかった?」
「いや?見てないけど?」
「職員室に行った?仙石」
「行ったけど安田先生はいたけどさんには会ってないよ?」
「そう‥」
「さんがどうかしたのか?」
「ううんなんでもない」