第35章 卒業式
が安田を門のところで待っていると井浦と石川がやってきた
「さん卒業おめでとう」
「石川くんも秀も卒業おめでとう」
「安田は?」
「先生たちに挨拶してくるって」
はふと校舎を振り返った
「3年間ってなんかあっという間だね」
「そうだね‥もうここに来ることもないんだな‥」
すると安田が歩いてきた
「安田!」
「おう‥」
安田はの手を握った
「帰るぞ‥」
「うん」
は安田の目が赤いことに気づいた
(泣いたんだね先生‥二人には黙っといてあげるよ‥)
はふふっと笑った
「4月から頑張れよ?社会人!いいか?圧に負けんなよ?クソ上司にも負けんなよ?」
「頑張ってはみるよ」