第26章 12月
「じゃあ‥束ねてくれるか?」
「わかった」
はゴムを持ってきた
「先生!ちょっとしゃがんで?」
「はいよ」
安田は少ししゃがんだ
「ケーキどこで買うんだ?」
「宮村くんの家ケーキ屋だからそこで予約帰りにしようかなって」
「宮村ケーキ屋だったのか?」
「あれ‥先生知らなかったの?」
「ケーキ屋とか行かねぇもん俺‥ケーキ食べる時はお前が買ってくるし‥」
「言われてみればそうだね‥じゃあ帰り安田先生も一緒に行こうよ!宮村くんのケーキ屋さん!先生出来たよ」
安田は手で束ねた所に触れた
「ありがとう」
「先生準備出来たの?」
「あぁ‥もう行ける」
「なんか男子って準備早いよね‥」
「いや‥女子が遅いんじゃねぇの?待ってあと5分!とか言うし」
は安田に軽く蹴りを入れた
「おい‥!!」
「ごめん‥つい」
雑貨屋に向かった