第23章 話を聞いて
「ねぇ‥お兄ちゃん‥」
「なんだ?基子」
「さんの事なんだけど‥」
「の話はするな」
秀は新聞を開いた
「あれから‥連絡取ってる?」
「用がある時だけな‥」
「ねぇ‥お兄ちゃん!!」
「の話なら聞かないぞ?」
基子の目からは涙が
「お兄‥ちゃん‥」
「基子どうした!?なんで泣いてるんだ!?もしかして思い出して怖くなったのか!?」
秀は慌てた
「お兄ちゃん!!私の話を聞いてよ!!」
基子は泣きながらそう言った
「さんは‥私を助けてくれたの‥悪い人たちから私を助けてくれたの‥‥」
「‥でもお前‥泣いてたじゃんか‥」
「あれは‥‥さんのせいじゃないの!!」
「え‥‥?」