第21章 強がらなくていい
は職員室に向かった
「安田先生‥‥」
安田は寝ていた
はそんな安田を見て微笑んだ
「安田先生!」
「ん‥‥おう‥か‥どうした?」
「お昼休みだよ?先生お昼食べた?」
「‥まだ」
「じゃあ一緒に食べよ?私もまだ食べてないから」
「わかった」
は安田と外のベンチに向かった
「ごめんね‥外でもいい?」
「‥井浦と話してきたのか?」
は頷いた
「‥友達なのは変わらないって」
「そうか‥‥」
「私‥そんなすぐに友達には戻れない‥でも井浦くんは戻れるみたい‥」
は安田に弁当を渡した
「私‥これからは先生のためにお弁当作るね!もう井浦くんに作る必要無くなっちゃったから!」
はそう言って笑った