第21章 強がらなくていい
「井浦!透!おはよー!」
「おはよ!堀!宮村!」
「二人ともおはよう!」
宮村はがいないことに気づいた
「今日‥さん一緒じゃないの?」
「なんか先に行っちまった‥安田と」
堀と宮村は顔を見合わせた
すると仙石が走ってきた
「仙石さん!廊下は走っちゃ駄目なんだぞー」
井浦は笑顔でそう言った
「君にだけは言われたくないね!」
「仙石どうしたの?」
「さんと安田先生さっき見かけたんだけど‥なんか手繋いで歩いててなんか‥カップルみたいに見えた」
「「は?!はああああ?!」」
堀と石川は声をあわせそう言った
「確かにあの二人は仲は良いけど‥‥でもさんは井浦くんと付き合ってるし‥」