第18章 やっぱり
「基子ー!!」
「お兄ちゃん‥‥!!」
秀が走ってきた
秀は基子が泣いていることに気づいた
「基子‥どうした?!何があった?!」
「お兄ちゃん‥あのね‥さんが‥」
秀はの方を見た
「まさか‥に蹴られたのか?!」
「は‥?」
はキレ気味にそう言った
「私が基子ちゃんにそんなことするわけ無いでしょ?」
「‥この状況‥お前しかいないだろ‥」
「お兄ちゃん!!」
「俺の大切な妹泣かすなよ‥」
「‥‥‥!!」
は鞄を拾った
「‥ごめんね‥秀‥‥基子ちゃん泣かせて‥‥」
「なんでさんが謝るの‥‥違うよ!!お兄ちゃん!!」