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五 条 の タ ネ .

第57章 一歳児健診





守が一歳半を過ぎたころ、

市から守の一歳児健診の案内状が届きました。






玉木
「今回は少し長い健診になるのですね。

守様はお腹が空きやすいので、

何か軽食を持って行かれた方が。」







玉木さんは、

中村チカコさんと源太くんと

"家族"として参加するようです。








「そうですね(・∀・)」







ちなみに私は1人で参加します!

頭花さんはと言うと、

呪力を生かしたお仕事(嘘くさい霊能者)として

働き始めましたが、いまだにウチにいらっしゃいます。








「守、お菓子何持っていく?

フルーツ切ってあげようか?」







「アンポンタンクッキー(๑>◡<๑)いい!!」







"パタパタパタパタッ🏃"







守は台所に行って、

お菓子カゴからアンポンタンクッキーを取って

持って来てくれました。








「じゃあ、これにしよっか( ^∀^)」








「んぅ......あっ!おかあ〜のよ!!」
訳:お母さんの忘れた








「え?」







"パタパタパタッ🏃"








守はまた台所へ行ってしまいました。







玉木
「アンポンタンクッキーのチョイスは、

源太と一緒ですね。

源太も今日はオヤツにアンポンタンクッキーと

チカコが言っていました。」









「そうなんですね(: ´ ▽ ` )」








玉木さんの幸せを応援しないといけないのですが

素直に喜べません。







(半年健診の悪夢再来にならなければ良いなぁ...)







チカコさんへの気持ちがモヤモヤしているのです。







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