第49章 禪院
家の中に戻ってくると、
玉木さんが不安そうな顔をして
居間でソワソワしていらっしゃいました。
「戻りましたぁ(´ω`)」
玉木
「どなたからの電話でしたか??」
「禪院家の方からでした。
日中の方とは別の方でしたが(^_^;)」
玉木
「………悟さんは知っていたんですよ。
前々から禪院家様が様に
目をつけていた事を...
しかも相手は最近禪院家で次期当主だと言われていた
禪院直哉様...。
悟様は直哉様が
なかなかの曲者だと知っていたからこそ
様が禪院直哉様の手に渡らぬよう
早々に手を打ったのです。
ですがおかしいですね、
...直哉様はもう亡くなっているはず...
ご兄弟の方でしょうか...?」
(悟さん...私を守ってくれたんだ...
お婆ちゃんから頼まれたあの日から...)
「禪院進さんという方でした。」
玉木
「……存じておりません……
明日まで早急にお調べ致します。」
「(´・ω・`)」