第48章 腹貸し依頼
それからどんな返信をして良いか分からず
パソコン💻の前で"ボッーッ"としていると...
📱
"pipi...pipipi..."
珍しく私のスマホが鳴りました。
(え?こんな時間に誰かしら...)
玉木
「このような時間にどなたですかね?」
玉木さんはご自分のパソコンで
お仕事をしているようですが、
顔をあげて私のスマホを見つめています。
-現在の時刻23:30-
「えと...」
スマホを持って着信画面を見ると...
(誰の電話番号かしら...)
未登録の方からの着信からでした。
「知らない方...からですね。」
玉木
「時間的にも遅いですし、
出なくて良いです。
もし気になるということでしたら、
私が代わりに出ますよ(^_^)」
(...もしかして...もしかして!)
「玉木さん!
私、大丈夫です!出ます!!
もしかしたら悟さんかも知れないですから!!」
久しぶりに胸が高鳴ります。
久しぶりに...聞きたかったあの声が
聞こえるかもしれないからです。
玉木
「お待ちください!悟様はまだ...」
私は玉木さんの静止も聞かず📱を持ち
家から飛び出しました。
(久しぶりだから何からお話をしたら...
守が産まれたこと...そして今起きてること...
上手く話せるかしら💦)
私は意を決して通話に出ます。