第45章 黄門
玉木
「では本題にいきましょう。
さんはなぜ、
引っ越したいのですか?」
「...これを見て下さい。」
私は宙に浮いている守が写ってる写真を
玉木さんに渡しました。
玉木
「これはどうしたんです?」
玉木さんは私とは違い冷静です。
「玉木さんが守に赤ずきんの読み聞かせを
している時に、
洗濯物を取り込もうと外に出ると
女性3人がテラスの窓から家の中を覗いていて...
不審に思って声をおかけしたら...その...
逃げてしまったんですけど....
慌てて逃げられたようで、
ソレを落としていかれたんです。」
玉木
「その3人に見覚えは?」
「いぇ、まったく( ・∇・)」
玉木さんは腕を組み...
目を瞑り何かを考えているようです。