第43章 宿儺と私と銀梅眼
ミツ
「ん"ぅーーーーーー!!」
ミツさんは1人、
粗末な茅葺き屋根の家で
出産の真っ只中...
(えっ!?ちょっと待って!!
もしかして...あの後日談的な感じですか!?)
今度私は...空中観覧ではなく...
(え?え!!?嘘っ!!!?)
猫に乗り移って観るようです。
(ハプニングだけど...素敵(*´꒳`*)ちょっと歩こう!!)
"🐈"
"タッタッタッタ....🐈"
ミツ
「痛い!痛いいたーーい!!!!」
(ハッ!Σ(・□・;)!歩いてる場合じゃなかった!
私は出産経験者なんだから、
何かお役にたてるはずだわ!)
私は急いでミツさんの元に向かいます。
"トコトコトコッ🐈"
「ニャー!!」
訳:息を整えて!!
ミツ
「ハァハァハァハァ…太…太郎…心配してくれてるの?」
「!!」
(た、太郎(´⊙ω⊙`)!!?
まさかのオス猫!!?)
私は...ゆっくり...ゆっくり...
"猫背"で股を覗きこみます。