第4章 嫉妬
久しぶりに夢を見ている。
懐かしい実家に懐かしい家族...
どうやら、
幼い頃の夏夜の思い出を夢としてみているようです。
「ねぇーおばあちゃん!
しょうらいのユメってなぁーにぃー?
せんせいがね、かんがえてきてくださいって(*⁰▿⁰*)」
確か幼稚園の先生に
将来の夢を考えてきてくださいと言われた夜の事です。
祖母
「今日はそれが宿題なのね。
毎日難しい宿題ねぇ〜」
「うん(*´꒳`*)
でもしゅくだいだ〜いすき!!」
私と祖母が、
開け放たれた縁側で仲良く座っていて
側には🐖さんの蚊取り線香とカットされたスイカがあり...
毎晩両親には内緒で行われていた
私とお婆ちゃんだけの女子会だと思われます。