第30章 星野
?
「おっ!こんなとこにいた!」
「?」
1日と半日振りの懐かしい声が
真後ろから聞こえてきました。
頭花
「勝手に家出しやがって!!」
「頭花さん...(´⊙ω⊙`)」
頭花さんは1人で立っています。
(守は!?💦あれ守が居ない!!)
「頭花さん!守はどうしたんです!?
お家に1人ですか?💦」
再会を喜ぶには不安が優って問い詰めます。
頭花
「安心しろよ、
お前を捜すからって母ちゃんに預けてきたんだっての!」
(頭花さんのお母様に?
...良かったぁ...)
「良かった...本当に良かった......」
頭花
「良かねぇーよ!!
お前勝手に家出して何考えてんだよ!!
ほら帰るぞ!!」
頭花さんが私の腕を掴みます。
「や、やめて下さい💦
私は帰らないです💦
もう私には関わらないでください!」
頭花
「関わらないでくださいだ?
"母親"のくせして何考えてんだよ!!」
「!!」
観光客や地元の方々往来する道の真ん中で、
私達は言い争いをしている。
でも雑踏の方が優って誰も私達を気にしていません。