第231章 SMを超えたプレイ
カナくんのナイフを研ぐ手が止まりました。
(ついに研ぎ終わったのね。
…その研ぎ終わったナイフで
次は誰を狩るのかしら…私?)
"スッ"
叶さんの方を見ていないから
何をしているのか分からないけど
腰をかけていたベッドから立ち上がったようで
振動が私にも伝わってきます。
(どこに行くのかな…1F?)
「あっ、祐太寝ちゃった(´∀`*)
真ん中で寝かせるよ〜」
おっぱいを沢山飲んで
遂に夢の世界へと旅立った祐太を
夫婦のベッドの真ん中に寝かせます。
「ふぅ〜、今日は吐かずに飲めて良かった……ね……」
ようやく私は叶さんの方を見る為に
少しだけ首を動かすと…
"ペタッ"
「Σ(・□・;)」
私の首筋に冷たい"モノ"の腹が当たりました。
(おっ…落ち着くのよ…
首筋に当たっているのは
おそらく叶さんが研いでいたナイフの腹で間違いない…
こ…怖がることなんかない……
怖がることなんて………いやぁああああー!)
「ひゃ…あっ……つ、冷たい……
カナエさんもう良いの?
じょ…上手に…ナイフ研げたの?
ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル?」
これ以上首を動かしたら
おそらく首がスパッと切れてしまうので
目線は叶さんがいない正面を見て、
耳は後方に集中させます。