第230章 怒られる

「妊娠…ですか？してませんけど」









そういう事はしたけれど

行為をしたのは昨日…

妊娠しているのかは全く分からない。

それに何より…腹貸しとは言っても

普通の女性と同じ周期を生きているので

＂ヤったら100%＂できるとは限りません。

頭花さんもこれを聞いてマジかよ！っと

驚いたのを今でもよく覚えています。








(守は１回で妊娠したけど、

ちづるは数回身体を重ねてデキたから

意外と腹貸し家も万能じゃないかな(´･_･`))








東堂
「タネを提供しただけの関係だが

悪いことは言わねえ！！

禪院とは離縁しろ。

お前には抱えきれねぇ闇があるんだぞ。

まあ今は…表向きは良くなったみたいだかな？

まだ闇深い奴らがなりを潜めその時を待っている

と聞いたことがあるからな…

ちなみに…嫁の現旦那…

禪院叶…あれは呪術師なんかじゃねぇ

呪術を使って一般人を殺し

金を得ている呪詛師だ」











「(´⊙ω⊙`)」










「…なっ…なにを言うんですか？

叶さんが呪詛師？？

ﾌﾌｯ…確かにちょっと乱暴なところもあって

怖いなって思うところもありますけど、

そんな…呪詛師だなんて…」









叶さんが呪詛師だなんて思えない。








東堂
「それじゃ、現旦那の仕事言えるか？」










「もちろんデス(๑•ૅㅁ•๑)

自営業で通信の工事と株を沢山！」









＂バサッ＂










「きゃっ💦」









東堂さんは私の両肩を激しく掴むと

揺らしはじめました。








東堂
「嫁！！

旦那を必死に庇う姿は美しいが

もっと疑う事を覚えろ！！

今からでも遅くねぇー！五条を頼れ！！」










「いやっ！なんで…

なんで叶さんを疑わなくちゃいけないの！？

悟さんに頼るくらいなら…

叶さんに騙されて死んだ方がマシ！」









ついカッとなって東堂さんにタメ口で

キレた私。