第226章 ストーカー
〜11:30〜
亭主
「いらっしゃい!」
「いらっしゃいませ(*´∀`*)」
本日初めてのお客様は
帽子を深く被り表情がまったく分からない
男性のお客様でした。
亭主
「ちゃん、お茶と手拭きねー」
「はーい!」
私は保温庫から暖かいおしぼりと
前もって作っておいた温かいお茶を
ポットからコップに淹れ
カウンター席に座ったお客様の前にお持ちします。
「さっきまで雪が降っていましたけど
止んで良かったですよね( ´ ▽ ` )」
"コトッ…"
←お茶とおしぼりを置く
お客様
「………」
男性は頷き反応してくれました。
亭主
「なにを焼こうかね?」
続いてお客様が無口な方だと察した亭主さんが
オーダーを聞きます。
客
「……たこ焼き……10個……」
「(。・ω・。)?」
(ん?この声…聞いた事があるような…)
男性はたこ焼きを10個オーダーしました。