第218章 五条家の脅威
禪院叶
「ほら見ろ」
叶さんは雪で血を落とした
無傷の手を私に見せてくれました。
「……よっ……よかったぁ……」
「それよりエプロン…ダメにしたな
もう少し早めに言えば良かった」
血で汚れたエプロンを見つめる叶さん
「エプロンなんて良いんです!
それより叶さんに
なにもなくて良かった💦」
私は叶さんの雪で冷え切った手を両手で包みました。
禪院叶
「手…汚れるぞ」
叶さんは直ぐに私の手を振り払い
"ズルッ……ズルッ………"
禪院叶
「頭潰して捨ててくる」
「(´⊙ω⊙`)あたま!?すてる!?」
地面に転がっていた2人の男の人を引きずり
森に向かって歩きはじめました。
「…ん?2人?
……えっと……家に来たのは………
3人のはずだけど………
あっ………かっ…叶さん!!
もう1人…もう1人居るハズです!!」
そう声をかけると
"ザッザッザッザッ……"
「!!」
裏口の方から男が私めがけて走ってきました。
手には刃渡30センチほどの包丁を持っています。
「Σ(・□・;)!?」
(殺される!!)