第217章 人生をかけたくじ引き
「これで良かった?」
フードコートに到着するなり
私を席に残し飲み物を買ってきてくれました。
「はい(*´ω`*)あったかいですね!」
ココアの良い香りが辺りに広がります。
彼はコーヒーのようです。
「………」
「今日はお買い物に来られたんですか?」
「そうだけど」
「何を買いに来られたんですか?
私はスマホを買いに来ました(*´ω`*)」
「特に決めてはいないけど…なんか…」
「なんか…ですねー。
買いたいなって思えるものと
出逢えたら良いですね(*´ω`*)」
「アンタは…アレ…買わないの?」
「(。・ω・。)あれ?」
(アレ???)
「服…」
「あー!あの服ですね。
可愛いくて欲しいなって思うんですけど
勇気が出なくって。
それに買ってもあの森の中じゃ
あのお洋服が可哀想で(。-∀-)」