第217章 人生をかけたくじ引き
〜1時間後〜
「終わりましたよ。
直ぐにお使いになられると思います。
それじゃ失礼いた…」
「あっ、あの。
もし良かったらお昼ですし
お雑煮を食べていかれませんか?」
「えっ……」
男性は困ったような表情を浮かべています。
「あっ…いえ…あははっ…
なっ…なんでもないです!
今日はありがとうございました💦」
私は急いで言い直しました。
「…それじゃ…」
男性は頭を下げると
車に乗り帰って行かれました。
「(。・ω・。)」
私が今まで出逢ってきた中で一番
静かな男性でした。