• テキストサイズ

五 条 の タ ネ .

第215章 名無しの使用人





【解呪石の除去の様子】







店長
「テメー!!高橋どこ行ってたんだ!

店内の掃除全然終わってねぇーんだぞ!!

あの女のキモイ客が飲み散らかしたゴミ

さっさと片付けろや!」







キャストが帰った店内で

人が変わったように乱暴になる店長。







(あの女ね……

その女のおかげでテメーの懐は

焼き芋以上にホクホクに仕上がったのにな

ひでぇー言い方。)







柔らかく言ってコイツはクズ野郎だ。








五条家使用人
「言われなくてもやりますよ。」








俺は真っ先にキャスト上位のロッカールームに向かった。









〈テメー!そっちじゃねぇーよ!

フロアーの掃除だって言ってんだよ!バカ!








"カチャ"








怒号も気にせず

ロッカールームに入る。







(なんか良い匂いがするな。)








五条家使用人
「雪乃のロッカーはっと……これか。」








躊躇なくロッカーを開けると

ロッカーの中には

仕事のショルダーバッグと小物類が少しと

守様とちづる様と悟様…そして

さんが笑顔で写っている写真がありました。








(ザッ・幸せな家族そのものだな…)








胸元から紙袋をとりだし、

1つ1つを丁寧にしまっていく。








(写真は傷がつくといけない…

ハンカチで包むか。)








そして全てを取り出した事を確認するために

奥まで覗くと…








五条家使用人
「あれは…」








ロッカーの奥に

丸い石が見えた。








/ 5695ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp