第210章 渡されたもの
驚きです。
まさか工場に入ってきたのが
柊くんと友谷さんと
あの昼間のお姉さんだなんて……
(声が遠くなっていく…
違うお部屋に向かっているのかな?)
「(;´д`)」
どちらにしろ
あの"渡されたもの"が
やっぱり悟さんには良くないものという事が
分かって渡さなくて良かったと胸を撫で下ろします。
(悟さんの呪力を解呪するもの…
つまり…アレを渡したら
悟さんは呪術を使えなくなるってこと?💦
ひぃーっ(´;Д;`)
悟さんが居なくなったら世界の損失よ!)
ひとりガタガタ震えていると
やがて3人の声が聞こなくなりました。
(今のうちに外に出た方が良いかもしれない…)
私は脱出を試みます。