第206章 腹貸しの暴走〜もうなんでも良いや編〜
悟さんが言ってくれた
どんな姿になっても見つけてくれるっていう
甘い言葉に甘えすぎていた自分。
守やちづるやみちる、
そして祐太の母親なんだから
直ぐにそこに戻れると過信していた自分。
全てが甘ちゃんな考えだったし、
人の気持ちを軽く見ていたのが
最大のミステイクだったのでしょう。
(そうね…柊さんの言う通り……)
「ありがとう柊くん!
…わたし…
今夜は沢山沢山シャンパン持ってこーい!
して(爆売り)思いっきり暴れたら
明日にはちゃんと
虫除けまで添えてこの気持ちをしっかり仕舞うね!」
私は右手で小さくガッツポーズをして見せます。
柊
「ふふっ…そうだね虫除けも一緒にね。」
柊くんの顔が和らぎました。
それを見て私はすごく気持ちが落ちつきました。