第206章 腹貸しの暴走〜もうなんでも良いや編〜
〜20:00〜
黒服
「雪乃さん、
柊様がいらっしゃいました。
ご案内しても良いですか?」
「お願いします。
あと……
お水専用のグラスと
お水とお茶も多めにくれませんか?」
黒服
「はい。
すぐにお持ちしますか?」
「そうですね、なるべく早めで( ´ ▽ ` )」
黒服
「分かりました。」
柊さんには酔うまで飲んで欲しくないし
来てくれただけで嬉しいので
売り上げもうそうですが楽しく飲む事を第一に考えて
テーブルの上の配置を考えます。
(ふぅー、なんだか緊張しちゃうなぁ。
知り合いの接客なんて初めて…)
今日の私のドレスはブラックで
スリットが前方に入った
タイトなロングドレスです。
これは乙骨さんとドレスを買いにいった
あのお店のドレスです。
生前(前の私)とスリーサイズは変わらないので
ネットでやり取りをしてオーダーメイドで
作っていただきました。
常連のお客様からとても評判が良いです。
薄桃色の髪と色白の肌がよく合うそうで…