第205章 バレる
「…解雇通告お受けいたします。
短い間でしたがお世話になりました……」
頭花
「なんだその態度!
だからお前はほんと……馬鹿だよ!
なんでせっかく見つけた仕事…」
私は頭を下げると
涙を皆さんの前で流したくなくて
バス停へ走り出しました。
"タッタッタッタ……"
頭花
「ったく!アイツなんなんだ!?
仕事できるのに子供には甘くてよ!!!
挙げ句の果てに理不尽に解雇されちまった!!
馬鹿女だよ!アイツは!!」
玉木
「…親だからですよ…」
頭花
「は?なんつった玉木?」
玉木
「だから梅乃は
守様とちづる様の本当の母親だからと言ったのです!!」
頭花
「はー!?」