第204章 ゆうた
〜PM18時〜
今夜は深見さんが夜勤での出勤になるので
私は夕ご飯を作ったら
実質今日のお仕事は終わりになります。
「お疲れ様でした。」
私は夜からの副業に向かう為、
着替えなどを済ませリビングに来ると…
リビングの端のベビーベッドで眠っている
祐太を見つけました。
(今なら見れるかも!)
ずっと香織さんの腕の中だったので
まだ祐太を見れていませんでした。
(そーっと…そっーと……)
皆さんの目を盗んで静かに近づくと
健やかに眠っている祐太がいました。
「かっ……可愛い(๑>◡<๑)」
生前の優太さんの面影を残しつつ、
生前の私と
東堂さんにも似ている部分があります。
「祐太…本当に可愛い♡
フフッ…頬っぺたプニプニ〜」
"サワッ"
すると
祐太を触っている私の肩に何かが触れました。
(大変💦勝手に話しかけていたの
バレちゃったかな!?💦)
「す、すみません💦かわいくて…つぃ……え?」
慌てて振り向いても誰も居ませんでした。
(もしかして…)
もしかしたらリカさんかも知れないです。
「きっとリカさんね。
祐太可愛いでしょう?
…仲良くしてね。」