第204章 ゆうた
今夜は香織さんが守とちづるの
寝かしつけをされるという事で
私は玉木さんや頭花さんと一緒に
使用人部屋でお話をしています。
「あの…玉木さん頭花さん…
ご相談があるのですが…」
玉木
「相談ですか、なんです?」
頭花
「まさか辞めるとか言う感じか!?
勘弁してくれよ!
あの女が来てから使用人の規制が厳しくなって
22時以降はトイレと風呂以外は
使用人部屋から出れねぇー監禁状態で
ストレス抱えてんのに!
玉木と野朗2人きりとか息詰まっていけねぇーよ!」
頭花さんがイライラし始めました。
確かに…私が居た頃は
とにかく皆んな自由に過ごしていたので
息苦しさはありますが…
きっとこれが普通なのでしょう。
玉木
「頭花、そんな怖い顔をしていたら
梅乃さんが悩みを打ち明けづらいですよ。」
いつもの如くスウェットすら優雅に着こなす
玉木さんがフォローしてくださいました。
頭花
「んだってよー!!」
玉木
「梅乃さん話して頂けますか?」
「はぃ...」