第193章 覚醒する腹貸し
【PM6:00】
夜蛾
「んぁΣ(๑°ㅁ°๑)ハッ!朝!?」
病室に朝日が射し込んできたのと同時に
院内も起床する人が続々のようで
廊下が少し賑やかになってきました。
(意識体の私には…
全然嬉しくない朝ね…)
私はゆっくり視点を天井から
寝ぼけた顔でキョロキョロ病室内を見ている
夜蛾さんに移します。
夜蛾
「あっ!
さんごめんねー!
僕、話してる途中で寝ちゃったでしょ?」
パイプ椅子から降りた夜蛾さんは
私の元にきました。
「いぇ、気になさらないでください。
少しの間…静かに過ごせて良かったです。」
夜蛾
「えー、その言い方だと
僕が起きてない方が良かったって
聞こえるけど…気のせい?」
「気のせいじゃないですょ( ´ ▽ ` )」
夜蛾
「il||li_| ̄|○ il||liガーン
そっ…そんなにストレートに言わなくて良いじゃん
僕が派遣されてきてごめん…
そうだ違うね…
そもそも生まれてきてごめん…」
「Σ(・□・;)え!?
なんでそうなるんですか!!💦」
夜蛾
「はぁ…落ち込んだら
お腹空いちゃった。
朝ご飯が食べたい!!
ねえ?この病院コンビニあったっけ?」
「(¬_¬)」
(私…
緊急搬送されてこの病院に来たのに
なぜ把握してるって思えるのかしら?)