第192章 ちづる一歳
宿儺
「……お前が死んだらつまらなくなるな。
こうやって暇つぶしに話せる相手が
居なくなる。
それにお前がいなくなれば
腹のガキの夜泣きはどうする?
アイツらでは
(玉木・頭花・五条)
どうにもならんだろうが。
これは由々しき事態だぞ?
守が寝不足になれば夜間の成長が
阻害されると母が言っていたではないか。
守が成長したあかつきには俺の身体になるから
それだけは阻止したい。」
「(´⊙ω⊙`)え?」
ホッとしている私を見ながら
宿儺さんは無表情で呟きました。
宿儺
「どうだ?
俺とかけでもしてその命、
延ばしてみるか?」
「何を言ってるんですか…
今の宿儺さんには呪力も肉体もない…
私をどうかしようなんて出来ませんよ。
宿儺さんには失礼ですけど…」
宿儺
「よいよい。
そう思われてもおかしくはないからな。
だか…俺に協力者がいたとしたらどうだ?
夢境の話ではなくなるぞ。
ただしお前にはその協力者を探して
もらうことになるけどな。」
宿儺さんは口元を釣り上げ
ゾクゾクするような笑みを浮かべます。
(肉体を持たない宿儺さんに協力者…
とっても怖いかも…
だってもしかしたら宿儺さんが
協力者の手によって復活するようなことも
無いとは言えないんだから。
これは口車に乗せられてはダメね。)