第181章 乙骨憂太転生完了
悟さんが久しぶりに帰宅した翌日、
頭花さんから郵送で"退職届"が
送られてきました。
「頭花さん...」
リビングのテーブルに退職届が広げて置かれ
玉木さんや深見さん...
そして雇い主である悟さん、そして私が集まって
話し合いをしています。
玉木
「まったく社会人としてなってないですね。
退職届けを提出したら早くて2週間後が
退職日となるのに早々と辞めて……」
玉木さんは眼鏡を曇らせ厳しい事を口には
していますがとても寂しそうに見えます。
深見
「でも不思議ッスね。
けっこう楽しそうに仕事してたじゃないですか。」
深見さんは頭花さんが何故辞めてしまったのか
理解できず一生懸命理由を探しているようです。
五条悟
「まっ、僕は去る者は追わず来るものは拒まずだからね。
好きに辞めてもらって構わないけど〜」
悟さんはまったく動揺している様子はなく
平常運転です。
(頭花さんが辞めたのは私が嘘をついたから…
私のせいだわ…)