第175章 発表
〜6:00〜
玉木
「さん、おはようございます。
昨晩は家にいらっしゃらなかったようですが、
どうかされましたか(ノロдロ-)?」
台所で守のお弁当を作っていると
身なりを完璧に整えられた玉木さんが
様子を見に来てくださいました。
「あー。はい( ´ ▽ ` )ノ
悟さんから渡された
宿題に取り組む為に海岸に…」
玉木
「宿題…ですか?
その宿題は終わりましたか?」
玉木さんは愛用のエプロンを装着すると
私の横に立ち、
卵焼きを焼く準備を始めました。
「はい、なんとか💧」
玉木
「よかったです(□‿□-)
宿題を忘れると放課後の居残りコースですからね。
私はしょっちゅう宿題を忘れて、
放課後居残りばかりでしたよ。」
今の玉木さんでは、
想像できない小学生時代です。
「えー、そうなんですか(´⊙ω⊙`)
玉木さんなら宿題以外にも予習+復習まで
しそうなイメージなのに。」
玉木
「わんぱくな子供で、
親泣かせでしたね(▭-▭)ก クイッ✨
私の黒歴史です、良いですか?
皆さんには内緒ですよ?」
玉木さんはイタズラっぽい笑顔を浮かべ
私を見てきます。