第21章 金欲
「お世話になりました。
帰路もお気をつけて...」
羽田空港に到着した私はタクシーを下車すると、
空港内に入りました。
(人生で初めての空港ね💦緊張するわ...)
「まずはチェックインカウンターに行かなくちゃ...」
私は小さめのキャリーバッグを引きながら
チェックインカウンターに向かいます。
(凄いわ...何処を見ても人人人だらけ...)
田舎から来た私にとって、
羽田空港は何かのアトラクションのようです。
空港職員
「ではチェックインは済みましたので、
あちらでお荷物をお預けになられて下さい。」
そして順調に荷物を預け、
保安検査を受けて無事にゲート前に到着しました。
「まだ搭乗時刻まで時間があるし、
座って待ってましょう(・・;)」
身重で動くのがここまで大変だったなんて💦
現実を目の前に辛くなってきました。
"〜♪〜〜♪"
「?」
ひと息ついたタイミングで、
LINE電話がかかってきました。
「(´⊙ω⊙`)」
(星野さんだ!💦)
きっとお家に居ない事がバレたのでしょう。
「とにかく電話に出なくちゃ💦」
私は人気の無い場所に移動すると
星野さんの電話に出ました。