第164章 星が輝く下で
玉木
「!!」
浜に辿り着いたところで乙骨様が現れ
里香様の動きが止まりました。
乙骨
「ありがとう里香ちゃん…
でも もう少し優しくね……」
(ありがとう…という事は、
里香様が単独で暴走をしたわけではなさそうですね。)
玉木
「…様、
申し訳ございません。
履き物を持って来ていないので
このまま地面に降ろしたら
足が汚れてしまいます。
このまま暫く抱えていても宜しいですか?」
「私は大丈夫です…」
さんは何が起こっているのか
薄々分かっているようで、
暴れずに大人しくしています。
玉木
「ありがとうございます。
もうしばらくお耐えください…」