第152章 トレード〜私がアイツでアイツが私〜
私が背を向けた瞬間、
声をあげた頭花さん。
「もうっ!いいかげん……」
今度こそは許さない勢いで頭花さんの方に
振り向くと…
「わぁ〜!綺麗!!!」
流星群…双子座流星群がとても綺麗に見えます。
キラキラしていて…
いろいろな色の光が流れていて
まるで絵を見ているようです。
頭花
「すげー!季節的に双子座流星群だな!
お前!願い事しろよ!!」
さっきまで地面に寝そべっていた頭花さんでしたが
バサッと立ち上がり私の横で
流星群が流れる夜空を見上げ手を合わせます。
(さっきまでのあれは( *`ω´)??)
疑問に思ったけれど
それどころではありません。
「願い事…💦願いごと……」