第139章 悟、看病をする
守
「ねむたーい……やすみ……」
「おやすみなさい。
ちゃんと…ケホッ…お布団かけてね。」
五条悟
「それじゃ、守寝かせてくるから。」
本当は私が風邪をひいているから、
守をホテルに泊まらせるのは悩みましたが
どうしても泊まりたいという強い希望で守は、
使っていなかったサブのお部屋で泊まる事になりました。
「ありがとう悟さん。」
部屋から出ていく2人の背中を見送り、
ホッとした私は…
赤ちゃんの事を思い出しました。
(悟さんに赤ちゃんの事、話さないと。
反対されてしまうかな……)
ちづるとは少しだけ違うかもしれないけど、
呪霊との混血児の赤ちゃん…
なんだか見捨てる事ができないのです。