• テキストサイズ

五 条 の タ ネ .

第16章 残高





歳は悟さんくらいの方で、

髪の毛はハーフアップでピアスもしていて

"今風"の僧侶さんです。








「〇〇産婦人科をご存知ですか?」








「〇〇産婦人科ですか?」







(私が通院してる病院( ・∇・))








「えぇ、知っていますよ。

ここから行くのでしたらこの道を真っ直ぐ

向かって歩いて頂けたら10分くらいで

着くと思います。」







「あー、そんなに近くでしたか。

ありがとう、助かったよ。」








「いえ、どういたしまして。

では私はこれで...」






僧侶さんに背を向けて歩き去ろうとしたら







「貴女は親切に道を教えてくれたから

良い事を教えてやろう。」








「(。・ω・。)?」








「私が今から向かう方角で不吉な事が起こるから、

近づかない方が良い。」







「不吉な...事?」









「足止めをしてしまったね。

さあ、もう行きなさい。」








「はっ、はぃ...(。・ω・。)」







私は軽く頭を下げると、

銀行へ向かいました。






/ 5626ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp