第114章 Wthout Rika .
頭花さんが布団の支度をしてくださったので、
私は直ぐに横になりました。
「はぁ...はぁ...」
1人になった瞬間、
堪えていた痛みと熱が私を襲ってきました。
(しょうこさんから頂いたお薬が
確かまだあったはず…)
私は一回は布団に入ったものの、
お薬の存在を思い出し
布団横の鏡台の引き出しを開けました。
"ガタガタガタッ"
(あった。)
引き出しの中には束に纏められた薬が
沢山ありました。
(確か半年分をいただいて来たって
悟さん言ってたから4ヵ月分は残っているわね。)
私はさっそく薬を口に含み、
水のペットボトルを手に持ち流し込みました。
"ゴクッ"