第13章 写真
「交流会にいらっしゃった方?
どなたかしら...」
京都高の方々の身の回りの
お世話をした記憶はありますが、
特に親しくしていたわけでもないので
私は酷く動揺しております。
「手紙の送り主が誰かも気になるけれど
悟さんの身に何か起こったのね💦
この写真を見るかぎり...
何かに捕まってしまったみたいだけれど💦」
悟さんは強くて負けるなんて無いと思ってた。
でも悟さんも人間である以上、
時として予想だにしない出来事
に巻き込まれて命が無くなってしまう
事もあるのかも知れないと...
私は今更ながら怖くなってきました。
「悟さん...(´;Д;`)」
私はただの腹貸し家...
だけど悟さんが亡くなってしまったのかと
想像してしまうだけで、
何故こんなにもとても悲しいのでしょう...