第100章 悟が悟る時
【五条悟視点】
仕事に向かいながら僕は
の事ばかりを考えている。
乙骨憂太
「なんだか嬉しそうですね。
良い事があったんですか?」
珍しく一緒に現場に向かっている優太に、
頬の緩みを指摘されてしまった。
五条悟
「わっかるぅー??
いやさー、ここだけの話しなんだけどね、
守の妹か弟が出来たみたいなんだよねー!!」
可愛い嫁に、
可愛い息子...そして新しい命...
宿儺に完敗した時に失いかけていた夢が
今は手の届く場所にある。
この真実が今の僕を支えていると言っても
過言ではない。
乙骨優太
「Σ(゚д゚lll)え!?」
五条悟
「ん?どうしたの??」
優太の様子が明らかにおかしいのに
気付いた僕は、
優太が話し易いように軽い感じで聞いてみると...