第89章 tamaki
「きゃああああーーー!!」
外玄関の覗き穴を、
片目で覗いている玉木さんが
いらっしゃいました。
"ガタンガタンガタンッ🏎️"
守
「母、ついに死んだかイヒヒヒッ...」
子供用のベンツの車に乗り、
颯爽と駆けつけてくれたのは
守(宿儺)さんでした。
「宿儺さん!
なんで来たんですか!?
戻って下さい!!お願いします戻って!」
守
「阿呆か?
例え奥に隠れようと殺られる時は殺られるだろうよ。
本当にお前は変わらないな…
どれ、俺に奴を見せてみろ。
面白い奴なら生かしてやる。」
「生かしてやる?
それじゃあ、面白くなかったら殺すって事ですよね!?
車に乗ったまま家の奥へどうぞ(๑•ૅㅁ•๑)ノ
まったくぅ...ほんと偉そうだし暴力的...
ミツさんはよく宿儺さんと...」
守
「!!」
そこまで言うと、
守(宿儺)が目を見開き動きが止まってしまいました。