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五 条 の タ ネ .
第86章 聖夜キャベツ事変〜めばえ〜
"ブーブーブーブーッー"
壁に投げつけたスマホに着信です。
画面に表示される[非通知]。
守
「取らんでよい。
早く俺を玄関に連れて行け。」
(やっぱりこの話し方は宿儺さんね。)
でも何故宿儺さんが?
私は守を抱っこして
玄関に向かいながら頭の中で
一生懸命考えます。
守
「何故お前は俺を知っている?
...まあよい。よい。
お前は歴代腹貸しの中では一番の色女だ。
もう少し成長した姿で抱いてやるから、
それまでは死ぬなよ。」
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