第9章 不信
「久美子ー!大丈夫か!!!」
一息ついた瞬間、
私の後方から男性の悲鳴のような叫びが
響いてきました。
「(´⊙ω⊙`)!?」
何事かと思って、
後ろを振り向くと
(大変💦)
体調が悪そうな女性が、
ソファーでグッタリ横になっていました。
女性(久美子)
「うっさい!!!
ほんと気持ち悪いから静かにしてよ!!」
「(´⊙ω⊙`)」
どうやら女性は座っていられないほど
悪阻で苦しいみたいです。
(そっか...久美子さんも悪阻と戦っているのね。
頑張って久美子さん!)
私よりずっと辛そうでなんだか可哀想ですけど、
こればかりは私は助ける事が出来ないので
ただそっと祈ることしができません。
「久美子!!俺先生に言って来てやるよ!!
悪阻ひでぇーから優先して診てくれねえかってさ!」
久美子
「何言ってんの!バカじゃない!?
苦しいのは私だけじゃないんだから...オ"ェ...
お願いだから静かにしててよ!」
「ご、ごめんよ!!
そんなら診察までずっと手握っててやるよ!」
"ドスッ"
パートナーさんは久美子さんの横に豪快に
お座りになられました。