第8章 封印
「んぅ...気持ち悪い...」
悟さんから
連絡が来なくなって1ヶ月...
私は不安の中アパートで一人暮らしをしています。
「(´⊙ω⊙`)ハッ!!」
(これって...もしかして妊娠?)
1週間前から気持ち悪いのが続いており、
することはしたので妊娠したのかもしれません。
「悟さん...(*´ω`*)
わたし...お母さんになったかも...」
ベッドから見えるカレンダーを見ると、
生理予定日から2週間ほど経っています。
「病院行かないと(*´꒳`*)」
もしも一度で妊娠しなかったらと、
心配して無かったと言ったら嘘になってしまうのですが
少し気にはしておりました。
悟さんは私の妊娠し易い周期とか
把握していたとは思えませんし...
ですがたった一度でおめでたなんて、
悟さんの"繋ぎたい命"の強さを想わずには
いられないです。
「だったら嬉しい...な...」
こんな時にもし悟さんがいてくれたら
気持ち悪くてフラフラする私に
肩を貸してくれるでしょうか...
「悟さん(´;Д;`)」
(だめ!悲しくなってきた💦)
「( ; ; )」
妊娠中だからでしょうか?
なんだか涙脆いです。
「立ち上がらなきゃ...
行くんだよ...頑張るんだよ...
寂しいけど悲しいけど行かなくちゃだめよ!!」
←独り言
(悟さんが特級呪術師なら
私は特級妊婦よ!!!←?
1人だって大丈夫!!)
私はなんとかセルフチャージ(言霊)をして
ベッドから出て、
のんびり支度を始めました。