第71章 一途な男と不安な女
「うわー、凄く素敵なお部屋ですね。」
五条悟
「この部屋そんなに良い??
あのさ...ちゃんって、
腹貸し家産まれだし、
3年の間...贅沢して来なかったの?」
部屋に着くなりあちこち見ていると、
悟さんが私を不思議そうな目で見てきました。
「え?」
五条悟
「今日1日、見てて気になってさ。
レストランで食事すれば一口頬張るたびに
凄く感激したり...
普通の値段のスタバ入れば飲んだ事なくてって言ったり...
僕がしてあげること全てに感動してさ。
玉木から聞いた話だと3年で800万程度しか
使ってないらしいじゃん?
渡したの少な過ぎて我慢させちゃった感じ?」