第64章 優しさに包まれて
頭花
「おい...夜空に向かってなに叫んでるんだよ!
気持ち悪りぃーな(๑•ૅㅁ•๑)」
「気持ち悪くないです٩(๑`^´๑)۶」
頭花さんは私の元に来るなり、
毒舌大爆発です。
守
「んぅー!キンキンマンはー!?
おかあー!キンキンマンばばいちたー!?」
守はなんだかいつもより興奮しています。
「ん?キンキンマン??」
頭花
「守!多分俺たちが怖くて
キンキンマンの奴逃げたにちがいねぇー!!
無戦で勝利だ!!やったな!」
(キンキンマン逃げた??無戦で勝利??)
守
「やったぁー!!!」
守は嬉しそうに両手を掲げながら、
公園の中を走り回ります。
「(´・ω・`)ん?ん??!」
頭花
「楽しそうにしてるだろ?
母ちゃんがキンキンマンに攫われたって
嘘ついてお前を探しに来たんだぜ?
子供って単純でマジかわだな( ・∇・)」
走り回る守を見守りながら、
頭花さんが話します。
「単純でマジかわって(^_^;)
...でも楽しそうでよかった...」
頭花
「つうかさ、勝手に家出すんなよ!?
心配したんだからな(๑•ૅㅁ•๑)
話なら今夜ゆっくり布団の中で
気持ちいいことしながら聞いてやるから
もう二度と勝手に家から出て行くなよー。」
「...ありがとう頭花さん。」
頭花
「ん?どうした?
今日はセクハラ発言受け流すじゃん?
なに生理痛??低気圧で頭痛い感じ??」
「…頭花さん…」
頭花
「んぅー?」
「確か花火残ってましたよね!
守を連れて今から花火行きませんか!!?」
頭花
「へ?だってお前...
明日も仕事だろ??花火って...」