• テキストサイズ

五 条 の タ ネ .

第64章 優しさに包まれて






「...覚えてる...」








千夜
「は悟くんの願いを

命をかけて叶えたわ。

ができることはそこまでよ...」








「でも💦

悟さんはプランBを...」








千夜
「思い出すのよ。

そのプランBは、

悟くんありきの計画だったはずでしょ?」







祖母は私の背中を優しく撫でてくれます。








「………」







千夜
「守くんは、

悟くんに匹敵...いえ...

"宿儺"という方の血が隔世遺伝で強く出ているから、

五条家の皆さんも"悟くん"の管理下なら安心して

任せる事が出来ると思っていたの。

でも...不測の事態が起きてしまった...

そうなれば最善を尽くさないといけないと

判断をされたのよ。」







祖母は俯き悲しそうな顔をする。








「お婆ちゃん...?」







千夜
「なにも知識がないには

守くんの子育ては難しいと判断されたの。

覚えているかしら?

守くんがヤモリを一度殺してしまったことを...

これから守くんが大きくなるにつれて

呪力も桁違いになってくるわ。

正しい知識を知る人に預けることは、

守くんを護る為でもあるの。」







/ 5637ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp