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酸化した世界で君と詠う

第15章 新たな敵


「アンは遊ぶのが大好きなの、少し甘えん坊だけれど可愛いのよ」

混乱した一般人はモンゴメリが指したドアの方向ヘ行って外に出た

「あっ、ただしそのドアから出たら部屋の中のことは忘れちゃうわよ?よろしくて?」

時間が経つ

「残ったのは4人だけ?」

「ここは危険です、逃げたほうが佳い」

敦は男性に言う

(敦君……多分その人の心配はしなくてもいいような気がする)

「女の子を捜して居るんだ……天使の様に可愛い子なのだよ、何処かでみなかったかな」

男性は写真を取り出す

(ん?これって……)

「いえ…残念乍ら」

琴華は横目で写真を見る

(うん、矢っ張りエリスちゃんだ!!いつ見ても可愛い……じゃなくて!!)

「兎に角この娘と逸れて……私はもう気が気で無くって……」

(異能生命体と逸れるってどういうこと?幼女好きは健在のようだね……)

「あの扉の向こうにいるかもしれない……もしそうなら今逃げたら私は一生後悔する」

(解除したら戻って来るのでは……?)

「ルールは簡単よ!可愛いアンと追いかけっこをしてタッチされたら皆さんの負け……捕まる前にそのドアを開ければ皆さんの勝ちよ、人質をみんなお返しするわ……それで参加されるのは誰?」

「3人同時でも良いのか?」


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