• テキストサイズ

酸化した世界で君と詠う

第15章 新たな敵


そこにはナオミ、潤一郎、敦、琴華が居た

「あんなにピリピリした探偵社は初めてだね」

琴華は思いついたように言った

「ナオミ、矢っ張り社に戻るんだ」

「嫌よ、ナオミも捜索を手伝うわ、こんなときに兄様と離れたくない、危険は社も同じよ」

「まぁまぁ」

「兄様、ナオミの言うことは何でも聞くと言ったじゃない」

潤一郎は昨日のことを思い出したようで

「と、とにかく社に戻るだ」

「あらあら、何なら昨日の懇願を思い出させてあ__」

ナオミの声が聞こえなくなった

「……ナオミ?」

ナオミの声が聞こえなくなり、おかしいと思い、3人はナオミのいる方へ振り返った
そこにはナオミはいなかった

「……真逆」

「……」

(居なくなってる……)

「莫迦な何の気配も無かったぞ」

/ 263ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp