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酸化した世界で君と詠う

第35章 太宰 VS 魔人


「こんな場所で退屈だろう?話相手になってやるよ」

囚人服に身を包んだ太宰はフョードルと話していた

“琴華、この先は私とフョードルしか判らない会話や単語を番地のように話すから異能を使って解読をしてほしい”

上記の内容を太宰は心の中で琴華に話す

“えー無理ゲー過ぎない?とりまあ頑張ってみるけど……”

「探偵社を救う為にわざと捕まったのですね?」

「君の策略を見抜くにはここに座るしかないからね」

「外の仲間とはどうやって連絡を?」

「勿論秘密だ、君と同じくね」

「こんな地下でチェスの相手に恵まれるとは」

フョードルは楽しそうに笑う

「勝負だ、ドストエフスキー」

“頑張れ太宰さん!!”


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