第6章 海✳︎寺本俊
明結『あ、俊。どこいってたの?』ニコッ
俊「あ、ほったらかしにしてごめん。実はこれかいにいってたんです」
明結『これ、上着?何で?』
俊「っーー!明結さんの水着姿みられる嫌だらですよ‼︎‼︎」
うぅ、、もう、今、頭の中ではさっき殴られたリーダーしか出てこない
怖い。
とにかくその一言……
明結『……ふふっ、なんだ〜そーいってくれたら一緒に上着買いにいったのに』
俊「え、怒らないんですか?」
明結『ん?もちろん!だって俊が私の為に買ってきてくれたんでしょ?だったら逆に嬉しーしね』
俊「明結さん‼︎」
ギュッ
なんて可愛いこと言うんですか!
好きな子にそんなこと言われて何もしない男なんていませんよ!
明結『ふぇ!いきなり抱きつかないで〜』
俊「もー!好きです‼︎好きです‼︎大好きです‼︎一生離れないでくださいよ‼︎」
明結『私も大好きだよ』
まだ、上着を着ていない明結さんの肌が当たってなんだか落ち着かない、、、
ドキドキする、苦しい、でももっとくっついていたい
そんな気持ちが頭の中でぐるぐる回る
俊「明結さん……キス……しましょ?」
明結『……無理』
俊「えぇ⁉︎何でですか‼︎」
まさか、まさか、拒否されるなんて思ってなかった……
明結『んーと、、まず最初にここじゃいろんな人が見てるからヤダ。それにもう離してもらいたい。後、大輝がみてる』
俊「へ?おっさん?」
明結『うん』
いや、確かおっさんには場所教えてないっしょ?
何で居んの?
明結『あっ、立ち上がった。こっちに来る』
俊「ウソ……」
明結『ほんと』
大「ガーーキーー」
マジだ!マジでいる‼︎
俊「っ‼︎明結さん逃げよ!」
明結『キャッ!ちょっと降ろして‼︎』
明結さんを無理やりお姫さん抱っこして走る
大「まて‼︎このクソガキ!」
俊「聞こえなーーい!!」
あぁ、なんか今日は疲れたな………
✳︎END✳︎